論説

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地域公共交通のあるべき補助方式への一考察――赤字補填からの脱却の主張に着目して

2023年6月3日(土)に福岡大学七隈キャンパスで開催された第67回土木計画学研究発表会・春大会(自由投稿型)で何玏(芝浦工業大学)・永田右京(慶應義塾大学)・楽奕平(芝浦工業大学)が行った標記研究発表の資料を紹介します。 地方部...
地域公共交通の学説

路線バス事業の廃止手続きの解説

何玏(芝浦工業大学大学院博士課程) 2023年は、乗合バスの大型廃止案件が相次ぎ、乗合バスの廃止問題としては珍しく大手マスコミにも継続的に取り上げられることとなりました。 一方で、業界外の一般利用者・住民としては、常にバス廃止案件が...
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地域公共交通活性化再生行政「輸送資源の総動員」の問題点

何玏(芝浦工業大学大学院博士課程) 2020年の地域公共交通活性化再生法改正から、国は「輸送資源の総動員」を強調するようになっています。しかし、次のような問題を抱えており、自治体が採用するには慎重に検討したほうが良いと考えられます。 政...
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地域公共交通活性化 なぜ生まれた?「輸送資源の総動員」

何玏(芝浦工業大学大学院博士課程) さて、前回は地域公共交通活性化 あるべき「輸送資源の総動員」の姿を考えると題して、政策面から見てきました。最後に、こうした「輸送資源の総動員」論を国土交通省が唱道することの問題点と背景を考えます。...
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地域公共交通活性化 あるべき「輸送資源の総動員」の姿を考える

何玏(芝浦工業大学大学院博士課程) さて、前回は「輸送資源の総動員」に関連して、送迎バスの活用に自治体が期待しない方が良い理由を実務面・政策面から見てきました。今回は、それでもなお輸送資源の総動員に可能性はないのか?という疑問に答える...
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地域公共交通活性化「輸送資源の総動員」 送迎バス活用に期待しない方がいい5つの理由

何玏(芝浦工業大学大学院博士課程) 現在の日本において、不採算だが社会的に必要な公共交通サービスの確保については、地域公共交通活性化再生法という法律のもとに、国土交通省に連なる「地域公共交通」という行政領域が形成されています。地域公共...
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ナショナルミニマム不在の医療・交通 ーこれからの生活保障に向けてー

 日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会中四国支部の見解を紹介します。(地域公共交通勉強会編集部) ナショナルミニマム不在の医療・交通 ーこれからの生活保障に向けてー 日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会中四国支部(代表:...
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地域公共交通活性化再生をどう理解するか

現在、地域公共交通活性化再生の取組がますます重要になっています。しかし、この行政上の概念は、他の国にはあまり見られない独自性を持っていることも事実です。 事業に着目していることが特徴 地域公共交通活性化再生行政の基本的観点は、地域公共交...
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